「定年後は平日にゴルフへ行けるから、ゴルフ代が安く済むらしい」——なんとなくそう聞いたことはあっても、実際どれくらい安くなるのか、具体的な数字で見たことはありますか?私は今回、関西205コースの平日・休日料金データを横断的に比較し、さらにシニア割引・ゴルフ場利用税の年齢優遇まで含めて、定年後の平日ゴルフが本当にどこまで安くなるのかを検証してみました。
📝 この記事を読むメリット
- 関西205コースの実データから、平日と休日でどれだけ料金差があるのかがわかる
- 差額が特に大きいコースTOP5(休日は平日の2.6倍以上)がわかる
- シニア割引・ゴルフ場利用税の年齢優遇を組み合わせると、さらにいくら浮くかがわかる
- 月2回ペースで平日ゴルフを続けた場合の、年間の節約額シミュレーションがわかる
目次
平日と休日、どれだけ料金が違うのか|関西205コース実データ

関西6府県のゴルフ場289コースのうち、平日・休日それぞれの最安料金データが揃っている18ホールコース205コースを対象に、休日料金が平日料金の何倍になっているかを集計しました。
205コースの平均では、休日料金は平日料金の約1.54倍。差額の平均は3,397円でした。
約半数のコースで、休日は平日の1.5倍以上の料金設定になっていました。
中には休日料金が平日の2.6倍を超えるコースもありました。差額が特に大きかったTOP5がこちらです。
| コース名 | 都道府県 | 平日料金 | 休日料金 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| チェリーゴルフ猪名川コース | 兵庫県 | ¥3,900〜 | ¥11,500〜 | 2.95倍 |
| 奈良カントリークラブ | 奈良県 | ¥5,200〜 | ¥14,900〜 | 2.87倍 |
| 美奈木ゴルフ倶楽部 | 兵庫県 | ¥10,500〜 | ¥30,000〜 | 2.86倍 |
| 能勢カントリー倶楽部 | 兵庫県 | ¥5,200〜 | ¥13,800〜 | 2.65倍 |
| 近江カントリー倶楽部 | 滋賀県 | ¥5,000〜 | ¥13,060〜 | 2.61倍 |
チェリーゴルフ猪名川コース(兵庫県)は、平日¥3,900〜に対し休日¥11,500〜と2.95倍。平日にプレーするだけで、休日料金の3分の1近くまで下げられる計算です。一方で、すべてのコースがこの傾向というわけではなく、逆に平日の方が高いコースも一部存在します。予約前には必ず個別に平日・休日それぞれの料金を確認してください。
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シニア割引を重ねると、さらに下がる

平日料金に加えて、多くのゴルフ場では60歳以上を対象にしたシニア割引を用意しています。条件は施設によってさまざまですが、共通しているのは「平日限定」であることが多い点です。
- 対象年齢は60歳以上が標準的:一部は65歳以上・男性のみなど条件が異なる
- 割引額はコースによって差が大きい:基本料金からの定額割引(例:100円引き)から、専用プランでの大幅割引まで幅がある
- ほとんどが平日限定:休日はシニア割引の対象外になっているケースが多い
知らないと損する「ゴルフ場利用税」の年齢優遇

プレー料金とは別に、多くのゴルフ場では「ゴルフ場利用税」という地方税がかかっています。実はこの税金、年齢によって優遇される仕組みがあることは意外と知られていません。
ゴルフ場の規模・設備によって税額が9段階に分かれています(都道府県・コースにより異なる)。
満70歳以上の利用者は、ゴルフ場利用税がかかりません。1回のプレーで数百円〜1,200円ほどの税金がまるごと浮く計算になります。非課税の適用を受けるには、ゴルフ場にある非課税利用の届出書に署名し、運転免許証など年齢を証明できる書類を提示する必要があります。また、65歳以上70歳未満についても、軽減税率の認定を受けたゴルフ場に限り税額が2分の1になる場合があります。
金額としては1回あたり数百円〜1,000円程度と、プレー料金そのものに比べれば小さく見えるかもしれません。ですが、平日料金+シニア割引+利用税優遇が重なると、じわじわと効いてくる部分です。
実際にいくら浮くか、シミュレーションしてみた

仮に月2回、平日にラウンドするとしたら、休日料金で回り続けた場合と比べてどれくらいの差になるのか、2パターンで試算してみました。
205コースの平均差額3,397円で計算すると、月2回×3,397円=月6,794円、年間で約81,528円の差になります。
チェリーゴルフ猪名川コースのような差額7,600円のコースを選べば、月2回×7,600円=月15,200円、年間で約182,400円の差になります。ここにシニア割引・70歳以上の利用税非課税が加われば、さらに数千円〜1万円台の上乗せも見込めます。
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定年後の平日ゴルフを賢く楽しむために

平日ゴルフには金額以外のメリット・注意点もあります。実際に平日にラウンドする機会が増えた方に向けて、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 平日でも午前中の人気時間帯は混雑する:同じ発想の人は多いため、早朝または午後のティータイムを狙うとさらに空いていることが多い
- シニア割引・利用税優遇は自己申告が前提:黙っていても自動適用されるわけではないため、予約時・受付時に必ず確認・申告する
- 年齢確認書類は忘れずに持参する:運転免許証・保険証など、年齢を証明できるものを毎回携帯しておくとスムーズ
- 季節による料金変動も大きい:この記事の料金はあくまで調査時点の目安。予約サイトで最新の空き状況・料金を確認する
コースごとの平日料金・シニア割引の有無は、予約サイトで絞り込み検索するのが一番早く確実です。気になったコースはお気に入り登録しておくと、料金変動もチェックしやすくなります。
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SUMMARY
まとめ
定年後の平日ゴルフは、単なる「なんとなく安い」ではなく、データで見ても平均1.54倍、コースによっては2.9倍以上の差がある確かな節約策でした。さらにシニア割引・ゴルフ場利用税の年齢優遇を組み合わせれば、月2回ペースでも年間8万円〜18万円規模の差になります。
205コース中103コースで1.5倍以上の差があった。
金額はコースごとに差が大きいため、予約サイトで個別に確認する。
65〜69歳も軽減税率適用ゴルフ場なら半額になる場合がある。
差額の大きいコースを選ぶほど、節約効果はさらに大きくなる。

